こんにちは!
今回は、
岡山県苫田郡鏡野町にある
妖精の森 ガラス美術館に行ってきました。
目次
世界的にも珍しいウランガラスを展示する美術館とガラス制作を行う工房、そして様々な作品を揃えたミュージアムショップからなるガラスのアミューズメントスペースです。
紫外線が当たるとガラスがきれいな緑色の蛍光を放つことから、当館では地元、人形峠のウランを用いたガラスに「妖精の森ガラス」という名前をつけました。小さな美術館ですが、展示室で世界のウランガラスや現代のガラス作品の鑑賞、併設のガラス工房ではガラス体験、アートショップでガラス作品の購入といった、様々な楽しみ方ができます。(HPより)
全国にたくさんのガラス美術館がありますが、今回行ったのは鳥取県とのほぼ県境にある世界的にも珍しいウランガラスを展示する美術館。
静かな森の中にあるこじんまりとした美しい美術館です。
・ミュージアムショップ(見学無料)
・1階 常設展示室
・2階 企画展示室
・工房見学スペース
・ガラス工房
これらからなるガラス美術館。
私は今回していませんがガラス工房では実際にガラス体験もできるみたいです。
・吹きガラス(料金:3,300円〜)竿の先に溶けたガラスを巻き取り息を吹き込んで作品を作ります。
・サンドブラスト(料金:1,100円〜)ガラスの器に高圧の砂を吹き付けて模様を作ります。
・リューター(料金;1,100円〜)ガラスの皿にペン型の小型電動やすりでお好みの絵を描きます。
ミュージアムショップのみ見学は無料。
あとは有料となります。
●開館時間:9:30〜17:00
●休 館 日:火曜日
●入 館 料:大人・大学生:500円
高校生:400円
小学・中学生:300円
係の方に確認したところ企画展示以外は自由に撮影することが出来るみたいです。(2階 企画展示室は撮影をお断りしている場合もあり)
岡山県鏡野町にあるほぼ鳥取との県境。
紅葉で有名な”奥津渓”や”奥津温泉”から車で約10分。
また滝を裏側から見ることができる絶景スポット”岩井滝”も近いです。
県南からは遠いことを除いて国道179号線沿いにあるので道も大きくアクセスもしやすいです。
国道179号線を鳥取方面へ走行していくとこのおしゃれな看板が見えてきます。
駐車場は広く安心して駐車できます。
2棟からなる施設、横長い方がミュージアムショップと1F、2F展示室。
隣の棟がガラス工房となっています。
ミュージアムショップ
美術館オリジナルのウランガス「妖精の森ガラス」の花器やグラス類を中心に様々なガラス作品を販売しています。
コップ、花瓶、お皿などを購入できます。
ここまでは無料。せっかくなので展示室まで見学します。
1階 常設展示室
常設展示室には19世紀半ばから20世紀半ばにかけてヨーロッパやアメリカで作られたウランガスを展示しています。
入口で紫外線が出るペンライトを借りて紫外線で蛍光すると緑色に光ります。
それがとても綺麗。
ウランガラスとはほんの少しだけウランを溶かしたガラスのこと。ウラン(放射能)と言ってもガラスの1000分の1ぐらいのほんの少しのウランが溶けているだけなので安全。
上手にウランを溶かすと紫外線が当たった時にウランの原子から綺麗な緑色の蛍光が出ます。ウランガスに太陽の光を当てると、太陽の光には紫外線が多いため緑の蛍光が増えて綺麗に見えるみたいです。
とてもおしゃれな展示室です。
収蔵作品は色々、テレビ番組で紹介されたものもあるみたいです。
ここでは1つ私がなんだろう?と思って思わず写真を撮ったのを載せておきます。
これはエパーンと言われるものらしく食卓の上に飾る置物。
食卓を華やかに演出するためのものですが、花や果物、お菓子などを入れたりするものもあります。ガラスの森美術館では、ウランガラスで作られた植物を思わせるアールヌーボー調のエパーンを収蔵、展示しています。(HPより)
なんとなくアンティーク好きには家に置いときたいアイテム(笑)
2階の企画展示室と合わせて見学。とても楽しかったしウランガラスの勉強にもなりました^^
ガラス工房見学スペース
2Fにはガラス越しに工房を見学できるスペースがあります。
ガラス設備や道具の説明、作品制作工程の映像も上映中です。
ざっとした紹介になりましたが良い雰囲気の美術館でした。こじんまりとしているため全部で20〜60分ぐらいで見学できると思います。
私的には入館料が500円と安く、係員の方々がとても親切でした^^
紫外線を当てると緑に光るウランはとても綺麗。
県北に行く際はぜひ行って見てください^^