【柵原ふれあい鉱山公園 柵原鉱山資料館】岡山県美咲町 旧片上鉄道 線路を歩いて渡れる昭和レトロ鉄道

こんにちは!

今回は、

岡山県久米郡美咲町

柵原ふれあい鉱山公園柵原鉱山資料館に行ってきました。

片上ロマン街道 サイクリングロード

片上ロマン街道というサイクリングロードってご存知ですか?
60年以上にわたり硫化鉄鋼を運んでいた旧片上鉄道の沿線ですが、1991年に廃線に。
そこで備前市の片上駅(ゼロ起点)から久米郡柵原町(現 美咲町)の柵原駅までを結んでいた「片上鉄道」の廃線跡を利用した歩行者・自転車専用道路が2003年11月24日に開通しました。

今や人気の全国的にも珍しいサイクリングロード。ルートの全長は約34km。
高低差も少ないルートのため初心者に安心な気持ちよくサイクリングを楽しめるルートだとか…
もう少し涼しくなったらぜひ行って見たいと思ってます。

線路の上を歩ける鉄道ファンにおすすめスポット

柵原は鉱山で栄えた町、その鉱山から採掘した鉄鋼を運ぶために作られた片上鉄道の吉ヶ原駅舎。
そこに作られた柵原ふれあい鉱山公園は人気フォトスポットとして有名です。

吉ヶ原駅舎は当時のまま、レトロな雰囲気が残ってノスタルジックな気分に…

当時使用された電車もそのまま展示されており、線路もそのまま残っています。

普段は絶対撮影できないようなアングルでの撮影も可能^^
鉄道ファンにおすすめのフォトスポット。



柵原鉱山とは

は硫化鉄鋼がメインの採掘場であり、その輸送だけではなく学校の交通手段としてこの片上鉄道が使用されました。
最も栄えたのは昭和30年〜40年(1970年)。東洋一の採掘場と呼ばれていた最盛期には社員2600人、町は関連会社や商店で活気がありました。

鉱山で働く人の社宅やスーパーは岡山でも1、2を争う品揃え総合病院や映画の上映、東京から人気歌手がコンサートに来ていたほど発展していたらしい。
当時の資料を見てみたら私でも知ってるような有名歌手が来ていました。
また天皇陛下も視察に来られたことがあるほど全国的にも有名なところでした。


1970年ごろから徐々に需要がなくなり1991年には役目を終え、片上鉄道も68年の歴史に終止符となりました。

その柵原の歴史を柵原鉱山資料館で学ぶことができます。

鉱山町にぎわいコーナーの写真。昭和にタイムスリップしたような空間。
当時の鉱山の町の賑わいを体験できるコーナー、当時のままの町の様子を再現しています。
この自転車屋やホルモン屋の建物に入ると感知して当時の町の様子が実際に体験できます。いきなり声が聞こえてきてびっくりしますが笑

ここでは鉱山町賑わいコーナーの写真のみしか載せてませんが他にも柵原の歴史コーナー、鉱山町の展示コーナーなど…
色々勉強になり楽しかったです。気づいたら1時間弱見学してました
楽しく学べる施設です^^

料金:大人 520円、小人 310円

開館時間:午前9時〜午後5時まで

休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日

柵原ふれあい鉱山公園

まあまあ広い公園。

見ただけではどこの部品かが私にはわかりませんが、公園の所々におそらく実際使われていた電車の部品が展示しています。

公園の端には堅坑櫓(たてこうやぐら)も展示しています。
堅坑櫓とはケージと呼ばれるエレベーターを使って鉱石採掘の材料の上げ下ろしや人を昇降させます。
しかし堅坑櫓はレプリカであり、高さを約半分の12mに圧縮し、ヘットシープ(櫓上滑車)の保存・展示目的で建設した櫓みたいです。


線路上を歩くことができ写真が撮れるおすすめフォトスポットでした。

柵原鉱山資料館と合わせてぜひ行ってみてください^^

柵原ふれあい鉱山公園

住所:岡山県久米郡美咲町吉ヶ原394-2

駐車場:普通車80台

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